第53回 理事会を開催
一般社団法人 日本建設組合連合
date:2023/06/09
第53回 理事会
令和5年6月2日(金)午後3時より、一般社団法人日本建設組合連合の第53回理事会がオンライン会議にて開催されました。
議案は、次の通りです。
●報告事項
報告第1号 職務執行状況に関する報告
報告第2号 合同財政運用委員会に関する報告
報告第3号 次世代の担い手の成長のための事業に関する報告
報告第4号 保険料体系等検討協議会からの報告
報告第5号 会員組合の代表者変更に関する報告
●議決事項
第1号議案 災害支援金規程の一部改正
第2号議案 令和4年度(一社)日本建設組合連合事業報告
第3号議案 令和4年度(一社)日本建設組合連合収支決算報告
第4号議案 令和4年度(一社)日本建設組合連合監査報告
第5号議案 令和4年度(一社)日本建設組合連合一般会計収支剰余金の処分
第6号議案 第19回総会の開催
会議の冒頭、黒島会長は次の通り挨拶されました。
「5月に入り、全国各地で震度5以上の地震が頻発しています。
5月は石川県能登地方で震度6強、千葉県南部で震度5強、鹿児島県・トカラ列島近海で震度5弱、東京都の新島・神津島近海で震度5弱、千葉県東方沖で震度5弱の地震が発生しました。
石川県能登地方では2018年頃から地震が増加傾向にあり、一連の地震活動は当分続くと考えられています。政府は、地震が起きた場合、社会や経済に大きな影響を与える114の活断層を主要活断層帯と認定して、重点的に調査や評価を行っています。現在、30年以内の地震発生確率が3%以上と危険度が最も高いSランクの活断層帯は31ありますが、未知の活断層で地震が発生したケースもあり、日本はどの場所においても地震により大きな揺れに見舞われる危険性があります。
また、近年は地球温暖化に伴う気候変動の影響により総降水量が増加し、大規模水害が多発しています。気象庁気象研究所の報道発表によると、集中豪雨の発生頻度がこの45年間で増加し、特に梅雨の時季で増加傾向が顕著になっています。昨年度は風水害による激甚災害が多く発生し、規程の対象となる会員組合には災害支援金を支給しました。
今回の議決事項で上程されている災害支援金規程の一部改正は、災害基金が今後も安定的に持続可能となるよう支援金額を変更するものです。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。」
引き続き、議事日程に従って審議に入り、報告事項として、職務執行状況、合同財政運用委員会、次世代の担い手の成長のための事業、保険料体系等検討協議会、会員組合の代表者変更について報告されました。
次に議決事項へと移り、災害支援金規程の一部改正、令和4年度事業報告、収支決算報告、監査報告、一般会計収支剰余金の処分、第19回総会の開催について提案され、原案通り可決承認されました。