組合長会議を開催
一般社団法人 日本建設組合連合
date:2019/02/02
組合長会議
平成31年2月2日(土)午後2時より、新橋会議室(港区新橋2丁目)において、全国各地より会員組合代表者等が一堂に会し、総勢54名の出席により組合長会議が開催されました。
組合長会議の開催に先立って、1月に開催された(一社)日本建設組合連合及び建設連合国民健康保険組合の各理事会において、平成31年度の事業計画(案)及び収支予算(案)等が可決承認されたことを受けて、総会及び国保組合会等の開催前に、会員組合の方々に対して母体及び事業体から、次年度の事業計画等についての概要説明を行い、三団体が2月に提出する議案について、一層理解を深めて頂くことを主な目的としています。
会議の冒頭、各事業体の理事長職を兼ねる(一社)日本建設組合連合の黒島会長より、次の通り挨拶がありました。
「本日は、大変お忙しい中、遠路各地よりお集まり頂きまして、誠に有難うございます。
組合長会議の挨拶の前に、昨年11月12日に東京で開催した創立50周年での記念式典・祝賀会に多くの会員組合の皆様にご参加いただき、無事執り行うことができましたことに感謝申し上げます。創立50周年事業の締めくくりとして記念誌発刊を残すところでございます。3月には会員組合のお手元へお配りできるよう製作をしています。創立30周年で発刊した「建設連合のあゆみ」、創立40周年で発刊した「建設連合近十年史」とあわせて、ご一読願えればと思っております。
只今、事務局より説明がありましたように、先日、母体と国保組合の理事会が開催されました。議題となりましたのは、平成31年度における事業計画案と収支予算案等が中心議題でございました。本日は、これらの案件を中心に、皆様方にご説明をさせて頂きます。
国保運営におきましては、今後も安定した保険財政を維持するためには、若年層の加入促進や既加入者の脱退を抑制して、現在の組合員年齢構成比バランスを維持することが必要と考え、保険料負担の在り方の見直しを図り、若年層の組合員の保険料を引き下げることとしました。また、被保険者の健康維持及び促進に視点を当てた取り組みの実施を検討し、より多くの方に安心して加入していただける国民健康保険組合を築くこととしています。
急激に進展する高齢化及び人口減少という社会の状況変化の中で、来年度からはその対策として、「入管法改正による外国人材の活用」「働き方改革に伴う改正労働基準法施行」、建設関係では「建設キャリアアップシステムの本格運用」、国民年金では「国民年金基金の合併」が実施されます。その他予定されているものでは、社会保障・税一体改革の「消費税の引き上げ」があります。
昨年は、災害が多く発生した年でありました。今年は、災害がないことを祈念するとともに、今年度実施される様々な取り組みがどのように会員組合へ影響するか注視してまいります。
それでは、母体及び事業体の説明をさせて頂きます。何卒、有益で貴重なご意見を心よりお願い申し上げまして、私からのご挨拶とさせて頂きます。本日は、どうぞ宜しくお願い申し上げます。」