一般社団法人 日本建設組合連合創立50周年記念式典・祝賀会を開催
一般社団法人 日本建設組合連合
date:2018/11/12
一般社団法人 日本建設組合連合創立50周年記念式典・祝賀会を開催
平成30年11月12日(月)午後2時30分より八芳園(東京都港区白金台1−1−1)において日本建設組合連合創立50周年の記念式典・祝賀会が開催されました。
祝賀会の冒頭、黒島会長より
「日本建設組合連合は、昭和43年11月12日に設立され、国土交通省の届出団体として零細建設業者や一人親方等、建設産業従事者の福利厚生及び技能向上のために鋭意取り組んで参りました。特に昭和45年5月、日雇労働者健康保険擬制適用廃止に伴い、同年7月に『建設連合国民健康保険組合』を設立し、昭和50年11月には労災保険の上積み補償である現在の『一般社団法人全国建設業労災互助会』に加盟し業務災害への対応を、平成4年6月には国民年金の上乗せ年金として『日本建築業国民年金基金』を設立し、平成29年4月から、事業廃業・事業継承後の生活維持や事業再建などの準備として『独立行政法人中小企業基盤整備機構』と業務委託団体契約を交わし、小規模企業共済の取扱いを始めました。
次に、災害に対する対応ですが、平成5年に奥尻島を襲った地震で発生した津波により大きな被害をもたらした『北海道南西沖地震』を契機に、日本建設組合連合は災害基金を創設し、その後に発生した阪神淡路大震災や東日本大震災や熊本地震など、甚大な被害をもたらしてきた地震に対し見舞金を支給してきました。今年に入り西日本を範囲とする豪雨や台風21号、北海道では、胆振東部地方で発生した地震がありました。様々な自然災害により被災された皆様には、衷心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
来年5月から、平成が終わり新たな元号になります。日本建設組合連合の会員組合は、一人親方や個人事業所の事業主と従業員で構成され、様々な建設業種で構成される全国組織の6万人規模の団体です。本日より新たな時代が始まります。新たな世代も加わり三世代で次の50年を築くことになります。日本建設組合連合は会員組合の協力のもと様々な課題を真摯に取り組み克服してきました。これらを礎にし、更に、組合員の方々の生活の安定と向上に力を尽くしてまいります。最後になりますが、本日ご来席の皆様方をはじめ、日頃から多くの関係者の方々から賜りました暖かいご理解とご支援に対しまして、改めて感謝申し上げますとともに、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。」