組合長会議を開催
一般社団法人 日本建設組合連合
date:2016/10/29
組合長会議
平成28年10月29日(土)午後2時より、新橋会議室(東京都港区新橋2丁目)において、全国各地より組合長及び組合長代理等、総勢約50名程の出席により組合長会議が開催されました。
会議の冒頭、黒島一生会長より次の通り、挨拶がありました。
「遠路各地よりお集まり頂きまして、誠に有難うございます。本日は、保険料徴収事務及び国民年金基金を巡る全国基金への統合、合流等に関して、皆様方にご説明申し上げる場として、組合長会議を開催する運びとなりました。年金基金につきましては、国民年金の上乗せ年金として、平成4年に厚生労働大臣認可を得て、より充実した老後の生活設計を図るために、日本建築業国民年金基金を設立致しましたが、その後、20数年の時を経て、加入員の減少等の状況を受けて、国民年金基金事業の一体的な運営及び年金財源の一元化を図るという趣旨で、全国基金への合流と全ての機能の移管、または独立運営を選択するかという問題が持ち上がっております。本日は、これら年金基金を巡る現状につきましても、皆様方にご説明を致します。今後とも一般社団法人日本建設組合連合の運営に、ご理解とご協力をお願い致しまして、私からのご挨拶とさせて頂きます。」
会長挨拶の後、佐藤正樹専務理事より概要説明が行われ、安部協議会座長からの保険料徴収事務に関する説明がありました。次に、全国基金設立に向けた年金基金の状況について、社会保障委員会の菅幸直委員長より、職能型基金の方向性及び現状と課題についての説明の後、日本建築業国民年金基金の椎屋令子常務理事より、年金基金の置かれている状況や加入員数、受給者数の推移、年金基金財政、全国基金設立の基本的な考え方等について詳細な説明があり、活発な質疑応答の後、組合長会議は終了しました。